「原付」とは、、、?

「原付」とは正式には「原動付自転車」

といいます。

一般には「ミニバイク」とか「原チャリ」

とか言われたりもします。

 

何をもって「原付」というか?

それは排気量(簡単にいうとエンジンの大きさ)

が50cc以下のものを「原付(原付一種)」といいます。

スクータータイプもあればスポーツタイプも

アメリカンタイプもあります。

最近は完全電動の原付バイクもあります。

 

特徴といえば、、、

①制限速度が時速30キロまで!

②二人乗りができない!

③うまくいけば総額1万円以下で免許を

 取得できる。

④普通免許(四輪免許)や自動二輪免許があれば、免許証に[原付]の記載がなくても

 運転する事ができる。

⑤車検がないので比較的維持費も安い。 

、、、、ということが挙げられます。

 

 

原付には『1種』と『2種』がある!

知っている人には当たり前かも知れませんが、

知らない人にとっては「正直よく分からない」

といわれるのがこれ!

 

長く説明するとほんとに長くなかも知れません

ので、簡潔に説明させていただきます。

 

原付1種、、、、、

正式には「第1種原動機付自転車」です。

50ccのバイクのことだと思ってください。

2人乗りは絶対できません!

一般的には「原付」といえば、「原付1種」のことです。

ナンバープレートの色はです。

 

原付2種、、、、、

正式には「第2種原動付自転車」です。

51cc ~ 125cc までのバイクがこれに当たります。

『小型自動二輪』のことだと思っていただいて結構でしょう。

教習所・自動車学校・試験場で実技試験に合格して取得した免許でないと乗れません。

同乗者用の装置が付いている場合は2人乗りが可能です。

ナンバープレートの色は黄色赤(ピンク)です。

またナンバープレートの下に白い三角マークが付いています!

 

原付免許のみを取得している人は「原付1種」だけを運転できます。

原付免許のみを取得している人が「原付2種」を運転すると『無免許運転』で検挙され(捕まり)ます。

原付免許の取得方法!

原付免許を取得するには、、、

①実技講習を終了すること!

②学科試験に合格すること!

、、、の2つの条件を満たさなければなりません。

 

香川県での原付免許取得の手順

ちなみに香川県では、、、、

 

①《実技講習》の予約を自動車教習所/自動車学校に入れる!

 

 △2011年4月1日より原付実技講習は免許センターではなく、自動車学校/自動車学

  校で実施されることになりました。県下17校で実施されています。

 

②免許センターで《学科試験》を受ける!

 

 △土日祝祭日・水曜日以外の平日に実施されています。

  受付は1時~1時半まで/1時半より学科試験開始/合格発表は2時半頃

  ⇒合格の場合は免許証交付手続きに入ります。解散は3時~3時半頃

  ⇒残念だった場合は関係書類を受け取ってすぐに解散になります。

《実技講習》《学科試験》の詳細説明!!

《実技講習》

実技講習は各都道府県によって実施されている場所が異なりますので、まずは各都道府県の運転免許センターまたは警察署に問い合わせてみてください。

特に、、、

[実施場所]

[受付開始時間(遅刻のないように)]

[費用(各都道府県で異なる場合があります)]

[持参物]、、、、

の情報を受験希望者自身が事前にしっかり集めておく必要があります。

 

△実技講習は、住民票のない都道府県で受けても構いません!

 ⇒ちなみに学科試験は住民票のある都道府県でしか受験できません!!

△実技講習を終了した場合、有効期限は1年間です。

 1年以内に学科試験に合格すれば、原付免許の交付を受けることができます。 

 

どの都道府県でも共通の持参物を紹介しておきます。

   ↓    ↓    ↓    ↓    ↓

①住民票⇒・[本籍]の欄が「省略」となっているものでは受講できません!

     ・必ず[本籍]に記載のある住民票を1枚用意してください。

      この1枚で《実技講習》と《学科試験》の両方に使えます。

     ・最寄の役場等で申請すれば入手できます。

     ・申請手数料が\300-くらい必要です。

     ・役場等で入手するものが『住民票の写し』です。

      『写し』だからとコピーする必要はありません。

 

②身分証明証/本人確認書類(住民票とは別に必要となります)

    ⇒健康保険証/住民基本台帳カード/学生の場合は学生証/

     会社員の場合は社員証/運転免許以外の何かの免許証/

     パスポート/、等々

     公の機関が発行したものを用意してください。

    ▲病院の診察券/銀行のキャッシュカード/レンタルビデオの会員証/

     などでは受講できないこともあるので要注意です。

 

【注意】日本国籍を持たない方は『外国人登録証明証』が必要となります。

     この場合は「住民票」「身分証明証/本人確認書類」は不要となります。

   ⇒この件も事前に実技講習実施場所に問い合わせておいてください!

 

③筆記用具⇒ボールペンが必要です。

    ・ボールペンは申請書類を書くときに必要となります。

     赤はダメです! 黒のボールペンを用意してください。

    ・また申請書類は正式書類なので書き間違えがあった場合は

     修正液や修正テープは使えません。

     しかし訂正印は使えますので印鑑があれば安心です。

 

④講習費用⇒約\4,000-ほどです。各都道府県によって異なるので

      事前に問い合わせておいてください。

 

⑤服装 ⇒バイクに乗るのにふさわしい服装でお願いします。

    ・長袖/長ズボン

    ・運動靴

     下駄/サンダル/かかとを固定できない靴では講習を受けられません。

    △ヘルメット/手袋/雨の日のカッパ の持参の必要の有無は事前に

     問い合わせておいてください。

 

☆その他にも必要なものがあるかも知れませんので、必ず事前に各都道府県の 

 免許センターまたは警察署に問い合わせてください!!

☆実技講習を無事修了したら『修了証明書』を必ず受け取ってから帰ってくだ 

 さい。

 ⇒それがないと学科試験に合格しても原付免許の交付が受けられません。

《実技講習》では何をするの?

多くの皆さんが心配されることだと思います。

 

まずはご安心下さい!

《原付講習》は《初心者講習》とも呼ばれています。

 

つまり「初心者」のための講習です。

もっといえば「バイクに乗ったことのない人」のための講習です。

 

「心構え」から「エンジンのかけ方」「走らせ方」「曲がり方」「止め方」をまず教わります。

それが《ある程度》できれば、法規走行に入ります。

法規走行も《ある程度》できれば合格なので、あまり緊張する必要はありません。

もし指導員から「ここをこうしてください」とアドバイスを受けたら、その通りに《ある程度》できれば問題ありません。

 

本当に《ある程度》でかまいません!

「しっかりやろう」と思っていただけることは嬉しいことなんですが、

そう思いすぎるあまりに緊張したり手に力が入ったりすると、自然なバイク・コントロールができなくなることもありますから!

 

できないことがあれば、すぐ不合格というわけではありません!

できるまで練習すればいいだけです。

そのためにプロの指導員がいるわけですから安心してください。

 

しかし時間内に《ある程度》までできなかった場合は、また別の日に受講してもらわなけらばならないこともあります。

その場合は将来の安全な走行のために、再び受講してください。

指導員はそうならないように、最大限のことはしますが、、、。

そしてそうならないためにも、手と肩の力を抜いてリラックスして受講することが好ましいです。

 

それよりもっと注意しなければならないのは、《態度》です。

「社会人」「おとな」としてふさわしい態度で受講してください。

△ちなみにここでいう「社会人」「おとな」とは『ルールを知っていて、なおかつそのルールを守ることができる人』を意味します!! 

原付免許の世界では16歳以上が「おとな」です。

ルールを守らないことを言葉使いや態度でアピールする人、ふてくされたような態度をしていればまわりの「おとな」が何とかチヤホヤと持ち上げてくれると勘違いしている人も多いのが現状ですが「おとなでない者は帰れ!」と受講拒否されることも当然あります。

、、、もうこれは運転免許を取る取らない以前の問題です!!

私は香川県で2011年3月まで23年間ほど原付実技講習を担当していましたが、「不合格」の判定を出したのは間違いなくこのタイプでした。

運転技術を見るのなら「実技試験」でいいのです。

「実技講習」である理由の1つは「ルールを守る人かどうかを見る」という点でもあると言えるわけですから。

《学科試験》

学科試験も各都道府県によって実施されている場所が異なりますので、まずは各都道府県の運転免許センターまたは警察署に問い合わせてみてください。

特に、、、

[実施場所]

[受付開始時間(遅刻のないように)]

[費用(各都道府県で異なる場合があります)]

[持参物]、、、、

の情報を受験希望者自身が事前にしっかり集めておく必要があります。

 

△学科試験は住民票のある都道府県でしか受験できません!!

 ⇒ちなみに実技講習は、住民票のない都道府県で受けても構いません!

 

どの都道府県でも共通の持参物を紹介しておきます。

   ↓    ↓    ↓    ↓    ↓

①住民票⇒・[本籍]の欄が「省略」となっているものでは受講できません!

     ・必ず[本籍]に記載のある住民票を1枚用意してください。

      この1枚で《実技講習》と《学科試験》の両方に使えます。

     ・最寄の役場等で申請すれば入手できます。

     ・申請手数料が\300-くらい必要です。

     ・役場等で入手するものが『住民票の写し』です。

      『写し』だからとコピーする必要はありません。

 

②身分証明証/本人確認書類(住民票とは別に必要となります)

    ⇒健康保険証/住民基本台帳カード/学生の場合は学生証/

     会社員の場合は社員証/運転免許以外の何かの免許証/

     パスポート/、等々

     公の機関が発行したものを用意してください。

    ▲病院の診察券/銀行のキャッシュカード/レンタルビデオの会員証/

     などでは受験できないこともあるので要注意です。

 

 【注意】日本国籍を持たない方は『外国人登録証明証』が必要となります。

     この場合は「住民票」「身分証明証/本人確認書類」は不要となります。

   ⇒この件も事前に運転免許センターに問い合わせておいてください!

 

③筆記用具⇒ボールペンと鉛筆が必要です(印鑑と消しゴムも)。

    ・ボールペンは申請書類を書くときに必要となります。

     赤はダメです! 黒のボールペンを用意してください。

    ・また申請書類は正式書類なので書き間違えがあった場合は

     修正液や修正テープは使えません。

     しかし訂正印は使えますので印鑑があれば安心です。

     ・鉛筆は学科試験で必要です。

     ⇒試験はマークシート方式なのでシャープペンシルは避けた方が無難で

      す。

      シャープペンシルはマークシート用紙をへこませるので、いくら消しゴ

      ムで消してもコンピューターがそこを黒く塗りつぶしていると勘違いす

      る場合がありますので、、、、。

 

④試験費用⇒約\2,000-ほどです。各都道府県によって異なるので事前に問い合わせ

      ておいてください。

     ・また合格した場合は免許証交付手数料約2,000-が必要となります。

      やはり事前に問い合わせを! 

 

⑤証明写真 

     ・縦3cm/横2.4cm

    ・6ヶ月以内に撮影したもの

    ・無帽/無背景(背景は白とか青とかの一色)/正面向き/上3分身のもの

    ・白黒でもカラーでも可!

    △持参する写真はあくまで申請書類に貼る本人確認用のものです。

     その写真がそのまま免許証の写真になるわけではありませんので、そんな

     に気合を入れて撮影しなくてもかまいません。

    ⇒ちなみに免許証の写真は、学科試験合格後に撮影します。その写真費用は

     免許証交付手数料に含まれています。 

 

☆その他にも必要なものがあるかも知れませんので、必ず事前に各都道府県の 

 免許センターまたは警察署に問い合わせてください!!

 

◎学科試験に合格した場合は、職員の指示または放送にしたがって行動し、必 

 ず免許証の交付を受けて(免許をもらって)から帰宅してください。

 、、、、たまに「合格した!やった~」と言いながら免許をもらわずに帰っ  

 ちゃう人がいます。

⇒各都道府県によっては、学科試験に合格した日とは別の日に免許証を交付す  

 る場合があります。この場合、いくら学科試験に合格してからといっても免

 許の交付を受けるまでにバイクに乗ると『無免許運転』となります。

 、、、要注意です!!

 

●学科試験の結果が残念だった人も、職員の指示または放送にしたがって行動

 し、必ず関係書類を受け取ってから帰宅してください。

 ⇒その書類がないと、次回の受験ができないこともあります。

学科試験に合格するには、どんな勉強をしとけばいいの?

これもよく受ける質問です

 

まず結論から申し上げると『勉強しておかないと合格は無理』です!

「あんなん勉強せんでも受かる」とのいい加減なアドバイスを鵜呑みにして不合格になる人も多いです。

 

それと「原付の学科試験は普通免許や自動二輪の学科試験より簡単だ!」と思っている人も多いみたいですが、それも間違いです。

普通免許や自動二輪免許の学科試験は60分で100問。

原付の学科試験は30分で50問。

違いはここだけです!

出題範囲や問題の難易度は一緒なんです。

原付の学科試験に平気で四輪に関する問題が出たりもしますからね、、、。

 

では具体的にどんな勉強をすればいいか!

できれれば道路交通法の解説を書いてある本と問題集の二冊があれば安心です。

まずは道路交通法を順序立ててしっかり頭に入れます。

その後、問題集の問題を解きまくって実際の試験に備えてください。

 

道路交通法の解説書タイプの本は、どれを買ってもいいでしょう!

見やすいもので気に入ったものでかまいません。

 

しかし問題集を買うときは気をつけてください。

試験はマークシート方式(〇×式)なので問題集も同じです。

で、購入するときには解答欄(答えの書いてあるページ)をしっかりチェックしてください。

答えが〇の問題はそれでいいのですが、答えが×の問題はその解説(なぜ×なのか!どこが×なのか!)がちゃんと記載している問題集を選んでください!!

問題集は解説が重要です!!!!

 

あとはしっかり勉強!勉強!!